パナソニックEZへ両立スタンドを取付けるには2つの加工が必要でした。
この記事をご覧になられている皆さまはパナソニックEZへ両立スタンドの取付けをご検討されているのかと存じます。
今回取り付けたものはAmazonで購入した 昭和インダストリーズ W-13SW 20 ED です。
パナソニックEZには純正の両立スタンドが販売されていないので販売店さんに相談しても断られる恐れがありますよね。
そこでわたしは自分で汎用の両立スタンドを購入して取付けることにしましたが、両立スタンドのツメと自転車に装着されていたワッシャーを加工する必要がありましたので、その様子をご紹介させていただきます。
両立スタンドの取付けをご検討の方々に少しでもお役に立てたら幸いです。
なお、今回ご紹介する内容に関しましては両立スタンドの性能を損なう恐れがございます。
加工によって生じた故障や事故は自己責任となりますので、あらかじめご承知のほどお願いいたします。
パナソニックEZには純正の両立スタンドが販売されていません。
パナソニックEZのカスタムのひとつに『子供のせカスタム』を紹介されているショップが多くみられます。
リアキャリアへチャイルドシートを乗せるスタイルには必ず両立スタンドが装着されているんですね。
しかし、パナソニックから純正の両立スタンドは販売されていないので、カスタムに対応されているショップさんは汎用のものを加工して取付けているんです。
両立スタンドの取付けには2つの加工が必要
両立スタンドは『昭和インダストリーズ W-13SW 20 ED 』を選びました。
スタンドの設置面が広くて自転車が風で倒れてしまうようなことはなさそうです。
2023年1月29日追記
装着してから半年以上ほぼ毎日使っていますが1度も倒れたことはなく、かなり安定していますよ!
加工箇所1:両立スタンドのツメを削り落とす
サンダー(ツメを削るものです)
革の手袋(手を守りましょう)
紙やすり100番(キレイに整います)
さび止め剤(削ったところに)
まず、自転車のフレームにあたってしまう部分のツメを削り落とします。
これをしないと取付けたときに両立スタンドのツメがかかるべきところにかからなくなってしまうんですね。
削り落とした箇所には錆止め剤を塗りました。
加工箇所2:チェーン側のワッシャーを削る
サンダー(ワッシャーを削るものです)
皮の手袋(手を守りましょう)
紙やすり100番(キレイに整います)
2箇所目は後輪チェーン側の軸に装着されているワッシャーを削って薄くします。
このワッシャーは元々の厚さだと両立スタンドのツメがかかるべきところにかからなくなってしまうからです。
なお、このワッシャーに設けられている溝はベルクランクという部品の姿勢を保つという役割がありますが、その役割は両立スタンドの溝が果たすため削ってしまっても問題ナシと判断しました。
まとめ
今回は、パナソニックEZへ汎用の両立スタンドを加工して取付ける方法をご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?
サンダーや紙ヤスリなどを使って削ったりと少々難しいところがありましたが良い感じに仕上げることができました。
わたしが住んでいる地域は風がとても強く駐輪しているときに自転車が倒れてしまわないかいつも心配でしたが、両立スタンドの安定性はかなりのものです。
これならリアキャリアやパニアバッグにキャンプ道具などの重い荷物を乗せるときにも倒れる心配がなさそうです。
費用も2,000円ちょっとで済みますしオススメですよ!
リアキャリアの取付けについてはこちらの記事でご紹介しております。
それでは〜♪