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Evernote から OneNote への乗り換えで感じた普段からやっておくべき2つのこと [Evernote]

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みなさんはメモアプリを利用されているでしょうか?

利用されている方はその便利さゆえに数多くのメモを残されているのではないかと存じます。

わたしもそのうちの一人でして、7年ほど前から Evernote を仕事で愛用しており、今日まで 8,000ページ を超えるメモを残してしまいました。

そして、その大量のメモを OneNote というメモアプリで利用するためにお引越しさせたかったわけですが、すんなりとは進んでくれませんでした。

ひとつのノートブックに800ページ以上のノートがあると途中でエラーになってしまったり、移行が成立しているように見えていてもノートに多くの添付ファイルがあると実際には移行されていなかったりといった事象が発生してしまうのです。

今回は、Evernote から OneNote へノートを移行したときに気づいたことや必要と感じたことなどをご紹介させていただきます。

この記事を見れば、それなりに時間はかかりますが滞りなく移行作業が進められると存じます。

Evernote から OneNote への移行をお考えの皆さまに少しでも参考になれば幸いです。

それでは行ってみましょう!

Evernote を仕事用として長年愛用してきました。

https://evernote.com/intl/jp/

わたしは2015年ごろか Evernote を営業の仕事で個人利用してきました。

利用開始から現在まで Evernote Personal という有料プランを利用しております。

利用目的は、名刺管理、お客様とのやりとりの記録、手順、書式、社内および社外資料の保管、クラウドストレージとして、などです。

ページ数は8,000を超えていますが知りたい記録や情報がすぐに検索できて、まさに第2の脳として長年愛用してきました

利用してきて最も良かったことは、『お客様の”知りたい”へすぐに対応できたこと』です。

すぐに対応できる』ことはお客様が満足される要素のひとつであり、Evernote のおかげでお客様と良好な信頼関係を築くことができています。

Evernote から OneNote へ移行する理由

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onenote/digital-note-taking-app?ms.url=onenotecom&rtc=1

長年愛用してきた Evernote ですが『会社の同僚と情報の共有はできても編集はできない』という点があり、OneNote への移行に至りました。

同僚と Evernote を共有する際に『共有用リンク』を使用しているのですが、『共有用リンク』を受け取った同僚は Evernote の記録を見ることはできても記録を編集することができないのです。

もちろん Evernote には共有する方法が他にもあって、ノートの編集が可能になる方法も用意されているのですが、共有相手が無料プランで利用している場合では利用制限があり、簡単に編集が可能になるわけではありません。

つまり、この点において OneNote に優位性がありまして今回の移行に至りました。

ノートの移行は公式アプリ『OneNote Importer(Preview)』を利用します。

https://www.onenote.com/import-evernote-to-onenote?omkt=ja-JP

Evernote から OneNote への移行は、公式アプリ『OneNote Importer(Preview)』を利用するのですが、これがすんなりとうまくいくものではありませんでした。

ちなみに、公式アプリ『OneNote Importer(Preview)』はスマホやタブレットでは使用できず、パソコンでの移行作業となります。

OneNote への移行に備えて普段から Evernote でやっておくべきこと

ノートブックのページ数は少なめにしておくこと。

ページ数が800ページを超えたあたりから移行ができない事象が発生します。

インポートが800ページを超えたあたりでエラーになってしまいました。
インポートが800ページを超えたあたりでエラーになってしまいました

Evernote 側でノートブックのページ数が多くならないように普段からノートブックを細かく分けておく必要があるのです

Evernote はノートがノートブックで細かく整理されていてもいなくても、検索すればノートを見つけることができますので、ノートをノートブックで整理するという重要性はあまり感じられないかと存じます。

しかし、将来 OneNote への移行を検討する可能性がある場合は、スムーズな移行作業をおこなうために、ノートブックのノート数を300ページ程度にとどめるように整理しておくことが必要であると考えます。

わたしは 1,000ページ を超えるノートブックが3つありましたが、そのどれもが移行途中でエラーになったり、フリーズしてしまい、移行作業が進まなくなってしまったため、ノートが300ページ前後となるようにノートブックを4つほどに分けてから移行させることになってしまいました。

※公式アプリ『OneNote Importer(Preview)』以外を利用してノートを移行させる場合はこの限りではありません。

ノートに添付するファイルは控えめにしておくこと。

添付ファイルのサイズによって移行ができないのか
添付ファイルのサイズによってインポートができない時がある?

PDFや画像ファイルなどの添付が多いノートはインポートできない事象が発生します。

Evernote 上では17ページあったのに OneNote には11ページしか移行できていませんでした。

※公式アプリ『OneNote Importer(Preview)』以外を利用してノートを移行させる場合はこの限りではありません。

まとめ

今回は、Evernote から OneNote へ移行するために普段から Evernote でやっておくべきことについてご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?

  • ノートブックのページ数は少なめに
  • ノートブックに添付するファイルは控えめに

将来的に OneNote への移行をおこなう可能性がある場合は、普段から Evernote を整理しておこうという内容でした。

OneNote の公式アプリ『OneNote Importer(Preview)』は無料ですし、きちんと Evernote を整理していれば問題なく移行作業がおこなえます。

所要時間は、350ページのノートブックではおおよそ15分でしたが、わたしの場合は200を超えるノートブックがありましたので、トータルで5〜6時間かかってしまいました。

これから OneNote への移行をお考えの方々に参考になれば嬉しいです。

OneNoteの使いづらい3点についてもご紹介しています。

それでは〜♪

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にわかプレっパー(備える民)
50代 男 静岡県在住 妻と中学生の息子の3人暮らし 中田敦彦さんのYoutube大学で紹介されていた成毛眞さんの著書【2040年の未来予測】を知って、本当にそんなこと起こるの?と思いつつも変わってゆく経済や環境、そして明日起こるかもしれない天災。そんな望ましくない未来を「自分ごと」にして少しずつその時に備えています。
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